FTEとは何でしょうか?
FTEとは何でしょうか?
プロジェクトの予算や人員に関する作業に取り組んでいる時、FTEという用語を見かけることがあります。
FTEとはどういう意味でしょうか?
FTEは「 full-time equivalent(フルタイム当量)」の略で、1人のフルタイム社員が1週間に処理できる仕事量を表します。1日8時間で週5日間勤務する場合、1年間のFTE量は2080時間とされています。FTEはパートタイム社員の仕事をフルタイム勤務の仕事に換算する際に 使用されます。FTEを使用すると測定が標準化されるため、プロジェクトのコスト(お金と人員)が計算しやすくなります。
プロジェクト実行中のある特定の週に、各社員が50時間、10時間、40時間勤務したとすると、その週の総作業時間は100時間になります。常勤社員の勤務時間を週に40時間とすると、この場合FTEは2.5になります。
FTE換算はプロジェクトマネジメント、特にリソースマネジメントで人材配置を行う際に使用されます。ここでは週に500時間必要とする建築プロジェクトについて考えてみましょう。FTEを使って必要な人員の要件を見極めることができます。 この場合は8時間 x (フルタイム社員の数)x(勤務日数)=500で換算します。500時間を8で割ると、1日8時間勤務するフルタイム社員の数が62.5人必要になります(フルタイム社員の数)x(勤務日数)=500時間/8時間=62.5)。
貴社のニーズに合わせて62.5の内訳を換算する方法は複数あります。フルタイム社員6人とパートタイム社員1人を10日間配置したり、またはフルタイム社員12人とパートタイム社員1人を5日間配置することもできます。プロジェクトのスコープや要件に合わせて調整し、必要に応じて人数を増減します。FTE換算はリソースをより正確に管理するために使用できます。
参考文献:
障害を取り除き、明確性を見出し、ゴールを超えていく
最も強力な作業管理ソフトウェアを手元に、全てのことを実現